2012年5月
新しい生活に
園長 小田 進一
いつまでも残っていた雪も、ようやく目につかないようになってきました。桜の便りも聞かれますが、木々の芽は未だ固いようです。
31名の新しいお友達を迎えました。始業式には、気持ちを高めた在園児の姿が見られました。入園式には、ちょっと不安そうですが目をキラキラさせた表情にたくさん出会いました。私たちの、幼稚園での新しい生活が始まりました。
このところ、「入園間もない子どもがあまり泣かない」ようだと話題になります。泣かない事は良い事だと思いがちですが、幼児期の子どもにとって、家庭での人間関係が濃密なものであれば、新しい環境に戸惑う事は当然という考えです。その場合たとえ激しく泣いても、比較的早く収まるので、その不安な気持ちをしっかりと受け止めようと言われます。話題のポイントは、泣かない事から家庭環境や子ども自身の満足感に課題ありとの心配です。反抗期の問題と同じように、個々のケースが多様で、一概に言えない事が多いと思います。
さて約半月の子どもの様子ですが、どのクラスもとても落ち着いて生活が出来ており、私たちも一安心しています。もちろん生活に慣れるに従って、改めて「自分の思うようにならない事が分かり不安に」なったり、自己主張の衝突が多くなり、勝手がつかめないのでうまく対処が出来ず、泣いたり、泣かせたり等なども見られるようになります。そこに、連休が重なるために、5月いっぱいはゆっくりと大事に一人一人の子の気持ちを見てあげなくてはと思っています。
子ども達とともに、ご家庭の皆様にとっても「楽しい幼稚園」でありたいと願い努めて参ります。ご理解、お力添えと手を携えて歩んでいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


